
【セミナーレポート】ビジネスオーナーの期待に応える事業承継の勘所
こんにちは。Mikatus(ミカタス)株式会社の八鍬(やくわ)です。
税理士法人チェスターとMikatus株式会社は9月9日、「事業承継の勘所」と題したオンラインセミナーを共同で開催しました。同セミナーには183人の税理士らが参加、満足率98.1%という結果になりました。
セミナーに登壇したのは、相続税および事業承継を専門とするチェスターの柿沼慶一さん(相続事業承継コンサルティング部部長、税理士)。実務家としての目線から、企業価値を次世代に引き継げるよう、税理士が押さえておくべきポイントを解説しました。
「ビジネスオーナーにとって事業承継は一生に一度のこと。経験がない分、税理士に頼りたい気持ちが強いと思います。タイミングを逃したり、うまく承継できなかったりすると会社は存続の危機を迎え、税理士にとっても大切な顧問先を失うことになりかねません」(柿沼さん)
そんな事態を避けるために、税理士が知っておくべきポイントを実例を交えて説明した柿沼さん。セミナーの参加者からは次のような声が集まりました。
・普段は決算申告業務や経営アドバイスを行っており、それに追われている状況なので、事業承継という観点から株式評価や相続(争族)対策の重要論点を確認できたことは有意義でした。特に後半の評価明細を使ったケーススタディは示唆に富んでいました。
・我々のクライアントである中小零細企業にとって、事業承継は避けて通れない課題です。株式評価明細からその企業の問題点を考えるのが参考になりました。
・株価対策としての株式の配当が、眠っていた株主の意識を覚ましてしまうかもしれないという話など、気づきにくい点にも触れられていて価値があったと思います。
・事業承継がうまくいかない理由が理解できました。自社株式の評価や現況把握における留意点はとても参考になりました。
・自社株評価明細書にて予想される問題点や解決策のポイントがとても良かったです。やはり実例をもとにした説明が勉強になりました。
参加者からは他にも、現場を知る税理士ならではの感想が数多く寄せられています。
なおチェスターとMikatusは10月20日、続編となる「事業承継の勘所 応用編」と題したオンラインセミナーを共催する予定です。詳細についてはこちらをご覧ください。