
給与システムにデータを取り込む機能はもう古い!もしかしてまだやってる?
データのやり取りはもう必要ありません。
給与システムをクラウド化することによって、データセンターに保管されているデータを会計事務所と顧問先担当者とが同時にアクセスすることができます。同時にデータアクセスできることによって、クライアント企業からバックアップデータをメールに添付して送信し、事務所で受信した後データをリストアする前に事務所のデータもバックアップしておくという一連の作業が不要になります。データを復元するときにエラーが出てしまいもう一度データを送ってもらうといったやり取りなどはもうする必要がありません。
またマスタ変更や社会保険料率設定など事務所側で変更する前にクライアントが作成したデータは無効になってしまうなど、リアルタイムで作業できないがゆえに起こりがちなトラブルも対応する必要がなくなります。
インストールもダウンロードもしません。
税改正に対応するためのインストール作業ほど時間のかかる業務はありません。
・[次へ]をクリックしないとプロシードしない
・DBサーバやSQLサーバを更新してからでないとインストールできない
・この作業に数十分かかることがありますという気の遠くなる表示
・加えてインストール作業に入ってしまうとPCそのものが使用できなくなる
・お昼時間にインストール作業が終了させようと思ってもダイアログで質問されたまま作業が進んでいない!
ということになりがちです。
クラウドシステムであればデータ一元管理機能によってこれらのインストール作業は不要となります。毎年の税改正に対応した給与システム機能をストレスフリーで使用することによって、想像を遙かに超えた圧倒的な快適さを手に入れることができます。
まだ持ってるの?アップデートCD-ROM
意外と面倒なのが、法改正アップデートのためのCD-ROMの管理です。過去年度のCD-ROMはもう不要だとわかっていても万が一に備えて保管してしまいがちです。給与システムは特に退職者に関するデータや書類を作成しなければならないことがあるため、CD-ROMの管理に関しては守りの姿勢になりがちです。また導入マニュアルやネットワーク設定マニュアルなども、なかなか捨てにくいのではないでしょうか。現行システムであったとしてもpdfデータで必要な情報を確認することができることがあるため、保管場所に困っているのであれば、思い切って処分することを検討してもいいかもしれません。
しかし、給与クラウドの機能は常に最新の状態で利用することができるため、CD-ROMを物理的に管理する必要がなくなります。
もちろん現行システムも併用できます。
現行システムとクラウドシステムを互換させることももちろん可能です。
顧問先企業の給与システムをクラウドに移行するまでは現行システムからcsvデータをエクスポートし、クラウドシステムでインポートすることになります。顧問先企業と頻繁にデータのやり取りを行なうのが理想ですが、現実はなかなかそのように運営していくのが難しいこともあります。しかし同じデータに同時にアクセスすることができるようになれば、処理スピードは格段に上がります。特に年末調整の忙しい時期に同時アクセス機能のメリットを最大限に活用することができるのです。
またcsvデータによって互換させることももちろん可能ですが、クラウド給与をお互いに利用することによって、excelバージョンの違いによる不具合のトラブルから完全に回避することができるようになります。
現行の給与システムとクラウドシステムを比較すると今まで当たり前だと思っていた機能がどれだけ面倒だったのかが明確になります。給与業務は特に12月にもっとも負荷がかかることになるため、12月のインストール作業やデータの受け渡し作業などがなくなることによって業務スピードを劇的に改善することができるのです。
現行システムとクラウドシステムを比較すると、
・事務所とクライアント間のデータの受け渡し不要
・インストールやダウンロードの作業不要
・CD-ROM管理不要
・現行システムは従来どおり使用できる
というメリットが発生することになります。