テレワークって本当に安全?~テレワーク導入の最大のポイントとは~
みなさま、こんにちは。
Mikatus(ミカタス)カスタマーサクセスマネジャーの小野寺です。
これまで、A-SaaS(エーサース)を利用してテレワークを実現している税理士事務所の事例などをご紹介してきました。
しかし、テレワークを導入する事務所が増えてきた一方で、セキュリティ面に不安があり導入に踏み切れない事務所もあるようです。
そこで今回は、テレワークを導入する際の注意点と、セキュリティ対策について、Mikatusのインフラエンジニアに聞いてみました。
テレワークを安全に行うために、注意すべき最大のポイント
ーー税理士事務所がテレワークを安全に行ううえで、注意すべき最大のポイントは何ですか?
テレワークを行ううえで最も大事なことは、顧問先のデータの安全性を確保することです。テレワークでは、自宅などからインターネットを通じて顧問先のデータにアクセスすることになります。
そのため、データが安全な場所に保管されていること。これがテレワークを行ううえで大前提となります。
ーー安全な場所とは具体的にどのようなものでしょうか?
厳重なセキュリティ対策が行われたクラウドサービスを選ぶことにより、データを安全に保管することができます。現在、インターネットで自宅などからアクセスできる場所で、顧問先のデータを保管するのに最も適しているのは、信頼できる企業が運営するクラウドのデータセンターだと考えられます。
セキュリティ対策が厳重なクラウドサービスとは?
ーー信頼できるクラウドサービスにはどのようなものがありますか?
MicrosoftやAmazon、Googleなどがプラットフォームを提供しています。A-SaaSはAmazonが提供している「AWS(Amazon Web Services)」を採用しています。世界最高レベルの優秀なセキュリティ技術者たちが、最新の技術を用いてセキュリティ対策を行ってくれています。にも関わらず、コストがリーズナブルであることもメリットです。
ーーAWSでは、どのようなセキュリティ対策がされていますか?
まず、データセンターの場所の詳細は明かされていません。立ち入りも非常に厳しく制限され、厳重な監視体制が敷かれています。このように、物理的にデータを持ち出すことは不可能な仕組みになっています。
ーー災害対策はどうでしょうか?
物理的に離れた場所にある複数のデータセンターにデータをバックアップすることで、自然災害などの際の影響を最小限に押さえ、継続的にシステムを稼働することを実現しています。各データセンターでは、停電に備えてバックアップ電源を配置したり、その他火災検知システム、漏水検知システムなども備えています。
ーーAWSのクラウドサービスは厳重なセキュリティ対策をおこなっているのですね。
はい、さらにこれらの対策は、自然災害などの際に事業を継続させるためのBCP対策の一環としても非常に有効です。
テレワークを可能にするA-SaaSのセキュリティ対策
ーーA-SaaSの安全性のためにどんな取り組みをしていますか?
基本的に、AWSが提供するセキュリティ対策の各種サービスを利用しています。例えば、不正アクセスを検知する仕組みを導入し、安全性の確保に対応しています。そのうえで、サーバーへのアクセスを厳しく制限するなど、独自の対策を施しています。
ーーその他データ保全のために、どのような対策をおこなっていますか?
24時間365日の監視体制を取っています。これによって障害を素早く検知し、復旧することでシステムを継続的に稼働させています。
ーーAWSの仕組みを活用し、A-SaaSでは厳重なセキュリティのもとにデータを保管しているのですね。
これにより、インターネットに繋がったパソコンがあれば、自宅などオフィス外の場所でも安全にA-SaaSをご利用いただくことが可能です。
テレワーク導入のポイント
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進化を続けるクラウドサービス
ーー改めてクラウドの安全性について総括をお願いします。
信頼できるクラウドサービスを利用することで、テレワークを安全に行うことが可能となります。また、災害などの際の稼働停止やデータの消失を、未然に防止できるようにもなります。
クラウドサービスが普及している今、これらの対策は常に最新のものにアップデートされていきますので、クラウドの安全性は今後もますます向上していくものと考えています。
AWSのクラウドサービスを活用し、強固なセキュリティ環境を実現しているA-SaaSで、テレワークの導入を進めてみてはいかがでしょうか。