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宝くじ5億円に当選したら税金は払うのか?【所得税と贈与税】

今年も7月31日(金)までサマージャンボ宝くじが発売されています。もし5億円当たったらどうしますか?家でも車でも、たいていの欲しいものは手に入ります。

しかし忘れてはいけない、税金。宝くじに所得税は取られるのでしょうか?

宝くじ当選金の所得税は「非課税」

やりましたね!5億円当たったらまるまるもらえます!これは「当選金付証票法」という法律により宝くじが発売されており、その中で当選金については所得税が非課税であることが規定されているからです。そもそも宝くじは、その発売に係る経費や収益金を地方公共団体が差し引いた残りの40%部分を当選金としているので、購入段階で十分に税金を払っているのと同じことになっています。

しかし贈与したら贈与された側は「課税」

当選者本人には税金を払う必要はありませんが、宝くじの当選金を受け取った後に当選者が行った贈与には課税されます。贈与税の非課税枠は年間110万円とされていますが、非課税枠を超えると贈与税が課せられます。つまり、大金を射止めたからといって110万円以上を人に贈与するという大盤振る舞いをすると、贈与を受けた側が贈与税を納付する羽目になるのです。税務署はその辺もしっかりとチェックしていますから、「どうせバレないだろう」などと油断して迂闊に贈与をすると痛い目に合うのです。

家族や友人と一緒に買った場合は要注意

当選金は「当選金付証票を持参した者に支払う」とされているので、原則として共同購入者は、当選金を受け取る際には受取場所(通常は所定の金融機関)に同行しなければなりません。ただし、どうしても同席できない場合は受取金融機関に委任状を提出することによって、共同購入に応じた分配をしてもらえます。あとで大揉めをしますので、共同で購入した場合は、必ず代表者が委任状を持って受け取りに行きましょう。

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