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医療費控除申請のための4つのステップ

確定申告のときに意外と見落としている医療費控除。
今回は、実際の医療費控除の申告方法について記載しています。4ステップで必要な手順をまとめていますので、必要な書類を揃えるときなどにご確認ください。年内に医療費の領収書などをまとめ、年明けにオンラインで確定申告書を用意するのがおすすめですよ!

医療費控除のポイント&対象範囲

医療費控除とは何か?

医療費控除は、医療費の支出が一定基準を超えた年に、確定申告をすることで所得金額から控除を受けることができる制度です。
具体的には、1月1日から12月31日までの間に、同一生計の支出分を合わせて医療費の支払いが10万円を超える場合(総所得が200万円未満であれば、総所得金額×5%を超える場合)、確定申告を行うと所得税の控除と翌年の住民税の減額が受けられます。
詳しくはこちらをご覧ください。

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医療費控除の対象範囲

病院での治療費から、ヘルパーさんに経管栄養をお願いしたときの費用まで。実は様々な費用が、医療費控除の対象となっています。生計を一にしているご家族の分も合わせた額が対象となるので、ご家族が今年出産した、ご高齢のご家族がいて、ヘルパーさんをお願いしているけれども医療費控除を確認していない!なんて場合は特に、一度対象になるのか調べてみることをオススメいたします。

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いざ、確定申告で医療費控除を申請!

医療費控除はいつ申請するの?

確定申告の期間は、例年 2月16日〜3月15日までとなっています。
医療費控除は、確定申告を行うことで控除申請ができますので、必ずこの時期に申告をしましょう。

医療費控除申請のための4つのステップ

上記の確定申告期間中に必要な手順は、以下の4ステップです。

1.確定申告書の申請用紙を入手
国税庁のホームページからプリントアウトすることが可能です。
また、1月4日以降はオンラインで書類を用意することができるようになりますので、そちらが便利かもしれません。

2.一年間の医療費をまとめる
医療費控除対象となる領収書/レシート
交通費などの記録(家計簿や、以下に示すエクセルシートなど)
国税庁が、医療費を集計するためのシート(Excel)を配布しています。こちらにまとめて記入してしまえば、e-Taxのような電子申請を行う際にも使うことができますし便利ですよ。

3.その他、申請に必要な書類を揃える
源泉徴収票の原本(給与所得がある場合)
還付金の振込先口座

4.管轄の税務署で確定申告!
確定申告の申請用紙や、上記必要情報を揃えて、窓口に足を運びましょう。

今回は紙面で申請を行う際のステップをご紹介しましたが、2016年1月4日からオンラインで書類を用意することができる国税庁の確定申告書等作成コーナーも開設します。電子データであれば修正もカンタンですし、最終的にプリントアウトして紙で申告を行うこともできます。
医療費控除のように、領収書が複数あるケースなどにはオススメですよ。

次回は、オンライン申請の方法についてご紹介します。

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