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税理士の仕事内容を税理士志望者向けに解説!

税理士は会社員や学生には馴染みがなく、イメージがしにくいという方も多いでしょう。そこでこの記事では税理士志望者に向けて税理士の仕事内容とその役割、年間の業務スケジュール、求められる資質などについて解説していきます。

目次[非表示]

  1. 1.税理士に求められる役割
  2. 2.税理士の仕事内容
    1. 2.1.独占業務
      1. 2.1.1.税務代理
      2. 2.1.2.税務書類の作成
      3. 2.1.3.税務相談
    2. 2.2.独占業務外
  3. 3.税理士に求められる資質
  4. 4.税理士の年間スケジュール
    1. 4.1.繁忙期
    2. 4.2.閑散期
  5. 5.まとめ


税理士に求められる役割

税理士法第一条では「税理士は税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそって納税義務者の信頼に応え、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図る」ことが役割だと述べられています。

税理士にはこの役割を全うするために税務代理、税務書類の作成、税務相談の3つを独占業務として扱うことが認められています。

また、全国の税理士を監督する日本税理士会連合会では、税理士は公正な立場から時代に合った税負担がなされるよう、国に働きかけをすることが社会的な使命であると述べており、申告納税制度の推進の役割を担うとしています。


税理士の仕事内容

税理士の仕事には大きく分けて独占業務と独占業務外の仕事があります。普段の業務では税理士が独占業務を担当し、税理士補助が独占業務外をすることが多く、個々人が別々のスケジュールで業務を進めていくのが一般的です。

ここではそれぞれの業務について解説します。

独占業務

税理士は税務代理、税務書類の作成、税務相談の三つを独占業務として扱うことができます。税理士法第52条ではこれらの業務を税理士以外が行うことを禁じており、違反した場合には2年以下の懲役または100万円以下の罰金が課されることがあります。

税務代理

税務代理では確定申告、青色申告の申請承認、税務調査の立ち合い、税務署の更生・決定に対する不服申し立てなどを本人に代わって行います。税務署に直接赴いて書類を提出するのはもちろん、e-taxを用いての電子申告も税務代理に含まれます。

税務書類の作成

税務書類の作成では確定申告書、相続税申告書、青色申告申請承認書など税務署に提出する書類の作成を行います。なお、この場合の作成とは自己の判断に基づいて作成することを指し、単なる代筆は含まれないものとされています。

税務相談

税務相談では相談者からの税金に関する相談に応じます。各事務所で節税や税務調査などに関する相談ができるのは共通ですが、近年では税務業務以外にも様々な相談を受け付けているところが増えつつあり、経理代行や資金調達に対応しているところもあります。

独占業務外

税理士事務所では独占業務に加えてそれに付随する業務が発生します。

どのような業務を扱っているかは事務所によってかなりの幅がありますが、最も多いのは記帳代行でしょう。

記帳代行では顧問先から預かった領収書や請求書、通帳のコピーなどをもとに会計ソフトへの入力と帳簿の作成を行います。簿記の知識が必要な業務ではありますが、独占業務には該当しないため、税理士補助などのスタッフが中心となって対応していきます。

その他、事務所によっては資金調達やM&Aなどを手掛けているところもあり、税理士が中心となって業務を進めることもあります。


税理士に求められる資質

税理士は短期間で大量の書類をミスなく処理していくことが求められる職業です。申告の遅れや計算のミスはときには顧問先への延滞税や加算税という形で返ってくることもあるため、常に高い注意力を発揮することが求められることを押さえておきましょう。

また、申告に当たっては関連する法律や理論を理解しておくことも欠かせないため、日ごろから知識の更新をしておくことも欠かせません。

近年では税理士がコンサルティングやM&Aなどの業務に携わる機会も増えたため、求められる資質にも幅が出てくるようになりました。

基本的に求められる資質に違いがあるわけではありませんが、事務所や案件によって様々な資質が求められることを押さえておきましょう。

税理士の年間スケジュール

税理士は繁忙期と閑散期が一年の半分ずつを占めています。

それぞれの時期で扱う業務と労働時間に大きな差があるため、入所前に特徴を押さえておきましょう。

ここでは法人顧問先をメインとする事務所を想定した年間の業務スケジュールを解説します。

なお、大企業が顧問先の中心となるBIG4税理士法人や個人の確定申告が中心の事務所の場合はスケジュールや業務内容が異なる点に注意してください。


税理士事務所1年間の業務スケジュール例

繁忙期

毎年12月~5月前後が繁忙期に当たります。この時期は記帳代行や月次決算などの業務に加えて年末調整や個人・法人の確定申告、法定調書の作成などの業務が次々に発生するため、帰宅が深夜となることも珍しくありません。特に個人や小規模事務所の場合は職員数が少ないことから労働時間が長くなることもあるため、ワークライフバランスを重視する場合は事前に長時間残業防止の仕組みを確認しておくことが大切になります。

閑散期

毎年6月~11月前後が閑散期となります。この時期は記帳代行や月次決算、巡回監査などの業務が中心となり、時間の余裕があることから新人教育や研修に力を入れる時期でもあります。

時折発生する税務調査などの臨時業務を除けば、定時退社できることも珍しくなく、まとまった休みが取得しやすい時期でもあります。

まとめ

税理士とは公正な立場から人々の税に関する相談に応じ、適切な納税がなされるよう手助けする専門家です。

税理士にはその役割を全うするために税務代理、税務書類の作成、税務相談の三つを独占業務として扱うことが許されており、税理士事務所での仕事はこの独占業務とそれに付随する独占業務外の業務から構成されています。基本的には税理士が独占業務を担当し、税理士補助などのスタッフが独占業務外を担当していきますが、資金調達やM&Aなどを手掛けている事務所の場合は税理士が独占業務外の業務を担当することもあります。

税理士の年間業務スケジュールは繁忙期と閑散期が半々で構成されており、繁忙期には深夜まで残業をすることも珍しくない一方で、閑散期には定時退社ができることが大半です。


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