2019年の開発計画について
平素より当社製品をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
弊社は日々、お客様の声を真摯に受け止め、製品を改善・改良していくことを開発の大方針としております。
この大方針のもと、日々のヘルプデスクでのサポート、会計事務所への頻繁な訪問、定期的なヒアリング会の開催、顧客満足度アンケート等を通じてお客様の声を集め、製品の改善・改良を行っております。
2019年7月から12月の開発計画
2019年7月から12月にかけては、下記の3点に注力して製品の開発・改善を進めて参ります。
- 「キャッシュ・イズ・キング」の開発
- 会計事務所の「時間を創る」開発
- 消費税10%への対応
「キャッシュ・イズ・キング」の開発
2019年3月に策定した当社の新ビジョン「いい税理士をあたりまえに」の実現に向けて、「いい税理士」が中小企業の経営に貢献するための製品開発を進めて参ります。
第1弾として、中小企業のキャッシュフロー経営を支える「キャッシュ・イズ・キング」をリリースする予定です。
「キャッシュ・イズ・キング」は、会計事務所の付加価値を高め、税務顧問中心の業務形態から財務顧問・経営顧問中心の業務形態にシフトすることを支援するサービスです。これにより、会計事務所の顧客基盤の維持と拡大、顧問料の向上、ならびに業務効率化を実現します。
「キャッシュ・イズ・キング」の特徴は以下のとおりです。
- 経営者の最大の関心事であるキャッシュに注目
- 面倒な手間や準備が不要
- シンプルでわかりやすく、使いやすい
- 事業計画や予実が不要
「キャッシュ・イズ・キング」は、2019年秋頃のリリースを予定しております。
会計事務所の「時間を創る」開発
会計事務所としての付加価値を高め、財務顧問・経営顧問中心の業務形態にシフトしていただくためには、税務顧問業務の効率化が不可欠です。税務顧問業務の効率化、すなわち「時間を創る」ために、クラウド税務・会計・給与システム「A-SaaS」の改善を行って参ります。
具体的には、以下の4点の重点開発項目に取り組みつつ、「A-SaaSコネクト」の強化、外部システム連携など、仕訳入力の効率化の方法についても検討を進めて参ります。
この4点は特にお客様からのご要望が多く、会計事務所の「時間を創る」ことにダイレクトに作用すると考えております。
- 「新・会計システム」の機能追加
- システム安定化のための改善
- 電子申告のチェック機能
- データエクスポート(CSV出力)機能の拡充
このうち、「新・会計システム」の機能追加について、まずは以下に示すような会計事務所でよく使われる機能(普段使いの機能)を優先し、継続的に機能追加を行って参ります。
併せて、これまでに頂いた会計システムへのご要望につきましても、「新・会計システム」にて随時対応していく所存です。
- 定形取引の登録・呼び出し機能の追加(2019年夏頃リリース予定)
- 仕訳入力時の補助、摘要登録機能の追加
- 試算表の表示設定機能の追加
消費税10%への対応
2019年10月に予定されている消費税増税、および、軽減税率導入への無償対応を予定しております。
具体的には、以下の対応を行う予定です。
- 仕訳入力の新税率対応
- 請求書発行システムの改正対応
- 消費税科目明細書の改正対応
- 消費税申告書システムの改正対応
引き続きお客様にご満足いただける製品になるよう改善を進めてまいりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。