新製品「YOSOD(ヨソッド)」の主要機能のご紹介と顧問先の業種登録のお願い
みなさまこんにちは。
Mikatus(ミカタス)で製品全体の責任者を務めております上村です。
前回に引き続き、新製品「YOSOD(ヨソッド)」(仮)の開発状況を皆さまにお伝えします。
前回の記事はこちら
クラウドならではのビッグデータを活用!
「YOSOD」でできることは、大きく2つです。
- 顧問先の経営分析・・・顧問先の経営状態を黒字企業の平均値と比較してチャートで分析できます
- 統計情報の閲覧・・・全国の中小企業の売上高や利益率などの統計情報を閲覧できます
クラウドならではのビッグデータを活用した機能となります。顧問先様の経営向上にとって有益な情報になるかと思いますので、ぜひご活用ください。
「YOSOD」は、「A-SaaS」または「キャッシュ・イズ・キング」をご利用中の会計事務所の方であれば、どなたでもご利用いただけるようにする予定です。
以下、順にご説明します。
顧問先の経営分析
各種の経営指標を用いて、顧問先様と黒字企業の平均値との比較をおこなえるようにします。
顧問先各社の強み・弱みを客観的に分析できるようになり、経営向上に向けたディスカッションを活性化することができると考えています。
図1 経営分析画面(イメージ)
統計情報の閲覧
「A-SaaS」に登録された全国の中小企業のビッグデータを基にした、最新の統計情報を閲覧できるようにします。
地域別、業種別、企業規模別といった分析を可能とします。
顧問先様に対し、経営の参考になる客観的な情報を提供することが可能となり、皆さまの事務所への信頼を高めることができると考えています。
図2 統計情報の閲覧(イメージ)
収益性指標 | 健全性指標 |
---|---|
売上高 | 有利子負債 / 売上高 |
売上高成長率 | 有利子負債 / 営業利益 |
原価率 | 有利子負債 / 株主資本 |
販管費率 | インタレスト・カバレッジ・レシオ |
経常利益率 | 株主資本 / 総資産 |
一人あたり売上高 | ほか |
一人あたり人件費 | |
ほか |
表1 閲覧できる経営指標(例)
顧問先様の業種登録のお願い
信頼できる統計情報を提供できるようにするため、ユーザーの皆さまには顧問先様の事業種目(業種)の登録をお願いいたします。
2020年7月上旬に実施予定のバージョンアップ以降、「A-SaaS」に新たに顧問先を登録する際、業種登録が必須となります(図3参照)。総務省が定める日本標準産業分類に基づき選択ください。
図3 業種登録画面
併せて、自治体コードの登録も必須となります(郵便番号が入力されていれば自動入力されます)。
なお、統計に含めたくない顧問先データについては、統計処理から除外することも可能です。
「YOSOD」のリリースは2020年の秋を予定しております。統計情報の信頼性や有益性を高めるため、大変お手数をおかけしますが、7月以降、すでに登録済みの顧問先様も含め、なるべく多くの顧問先様について業種登録を行っていただきますようお願い申し上げます。